記憶の共有は縁の結び目

ライター角田奈穂子の「雑な生活」ほぼ日記

執筆記事

執筆した記事に関するあれこれ。

『私の夢まで、会いに来てくれた』と『津波の霊たち』の不思議なご縁

www.hayakawabooks.com 東日本大震災に関係する本は、震災直後から3年くらいまでの間にはかなりの冊数が出たけれど、その後はポチポチ。被災地以外の人々の興味が他に移るにつれて、新刊は復興やグリーフケアなどに関する専門書が中心になっていった。 そん…

『私の夢まで、会いに来てくれた』文庫判が2月5日に発売になります

2018年に発行された『私の夢まで、会いに来てくれた 3.11 亡き人とのそれから』(金菱清ゼミナール編 東北学院大学震災の記録プロジェクト)が、震災から10年になる今年、文庫化されます。 発売日は2月5日。現在、予約受付中です。 この本の編者は、宮城県…

新刊『久松農園のおいしい12カ月』の発売に寄せて

12月20日に初めての著書が出ました。出版業界に入って、気がつけば30年弱。「ライターなら自分の名前で本を出さなければダメだよ」と周囲から言われつつ、「名前より実を取る方がいいなぁ」と、署名原稿でも名前より、取材相手の名前を立たせることに徹して…